卒業生からのメッセージ

僕は、S中の卒業生です。一言言わせて下さい。僕たちが6年前に高原学校でキャンプファイヤーをした時、先生達は暗闇の中でクラスの出し物とかをやらせて何が何だかわからず時間が過ぎ、最後にフォークダンスのオクラホマミクサーと、コロブチカ、マイムマイムを一回ずつやって終わりにしましたね。

僕は3組で、僕の憧れの人は4組でした。フォークダンスが終わったとき4組の女子ははるかずっと前にいました。憧れのMSさんとはとうとう一度もフォークダンスができずに卒業してしまったのです。

もっと可愛そうなのはM君です。男子が余ると言って先生たちは一番背の高いM君を女役にしてとうとう一度も女子とフォークダンスが出来なくしてしまいました。それなのに、5組のS先生が、気付いたらしっかり女子と踊っていたのにはあいた口がふさがりませんでした。

中学生でマイムマイムなんかどうしてするんですか。一度手をつないだ人とずっと最後まで変わらないのですよ。コロブチカもいいけれどパートナーチェンジと接触時間が少なすぎます。だから僕は、オクラホマミクサーをもっとやって欲しかったのです。

何故、先生達はそれが分からないのですか。憧れの人とフォークダンスがしたい。そんなの誰でも当たり前に持っている願望です。先生達には中学校時代に好きな人はいなかったのですか。もっと僕たちの気持ちを分かって下さい。それがどうしても言いたくてT先生にこのメッセージを送りました。

          平成7年度卒業   古屋野竹男