研究紀要と言えば、どこの学校でも体裁にこだわって、もっともらしいことや、きれい事を書き並べる。 机上の空論や、やってもいないことをでっち上げることも珍しくない。その学校の教育実践をまとめるのが研究紀要だが、一般的に堅苦しくて、出来上がったものを読む者は殆ど皆無である。中には月刊少年マガジンより厚い研究紀要を作ってご栄転した人もいる。今、O市のどこかの校長をしている。みんなその始末に困ったものである。はっきり言えば紙の無駄使いである。 それよりも、本当に生徒のために苦労した実践をありのままに、形式などにこだわらずにまとめた方が余程いいと思う。笑える研究紀要など存在するはずが無いと思ったらここにあるのです。しかし、これは本当に真剣に書いた真実の記録です。私の苦しみと努力を、ストレートに書いたものです。 |