みんな食べてる、にせもののホトケノザ(仏の座)
シソ科のホトケノザ 高さ10〜30cm。畑地に多い二年草で花は紫。葉を仏様の座布団に見立ててこの名が付いた。道ばたや畑、田んぼのあぜ道などどこにでも生える。見つけることが容易でみんなこれが春の七草と思って食べている。真冬から夏までほとんど1年中見られる。1月でも花が咲いているものがある。食べられない草はほとんど無いので、食べても安心であるが、あまりおいしくないらしい。 |
キク科のホトケノザ 高さ10〜20cm。田に多い二年草で花は黄色。普通はコオニタビラコまたは、ただのタビラコという。これが春の七草で言う「ホトケノザ」である。ただし、これを見つけるのは容易ではない。ロゼット型をした葉が地面にへばりついている。1月には花は咲かないのでこの葉だけで識別することは慣れない人には無理である。かなり間違った草を取って食べていると思われる。 |
七草がゆは自然の恵み T・Iさん
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平成15年1月7日付J新聞「三山春秋」 「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、春の七草」。七草がゆを食す習慣は平安時代に始まったという。あつものにして食べた時代もあった。地域によっては七草の種類が異なる
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平成15年2月14日付J新聞「三山春秋」 一月七日付の小欄に七草がゆのことを書いた。「春の七草のホトケノザはタビラコのことで、有毒成分を含むホトケノザがあリ、紛らわしい」という内容だった
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