エンドウ御三家

スズメノエンドウ
カラスノエンドウに対して小さいのでスズメのエンドウという名前が付いたらしい。カラスノエンドウとカスマグサの花は紫色に近いが、このスズメノエンドウはほとんど白に近い小さな花が咲き、咲く数も5〜10と多い。
この写真は東京法令出版がプロのカメラマンに撮り直させて送ってきた写真です。下の写真はその資料集に載っていた写真で、カスマグサの写真がスズメノエンドウとなっていました。

       

カラスノエンドウ
花は1個か2個脇から出て咲く。花の柄はほとんどない。御三家の中で一番大きな紫の花が咲く。カラスとは大きいという意味か、実が熟すとさやが真っ黒になるので、カラスを連想して付いた名前と思われる。葉の形が弓矢の矢筈に似ているのでヤハズノエンドウとも言う。

カスマグサ
ラスノエンドウの「」とズメノエンドウの「」をつなげ中間の間を付けて間草となった。つまり、カラスとスズメの間の草という意味である。普通、花の柄があって2つ〜3つの花が付く。花の大きさはカラスノエンドウよりずっと小さいが、スズメノエンドウよりかなり大きい。